大変なことも多い?介護職への転職

介護職は常に人手不足の傾向にあり、比較的転職しやすいと言われています。来るもの拒まずという施設も多く存在します。そのため、このコロナ禍で職を失った人が介護職に転職したという話もよく聞かれます。ただし、介護の仕事は誰にでもできる仕事というわけではありません。決して綺麗な仕事とは言えず、身体介助、排せつ介助、入浴介助などがメインの大変な仕事です。そういったことに抵抗のある人は長続きしないでしょう。

また、不規則な仕事というのも介護職が敬遠される理由の一つです。早出に遅出、夜勤などで生活リズムが整いにくく、連休なども取り辛い傾向にあります。また、大変な仕事の割に低賃金であるということも問題になっています。お世辞にも良いとは言えない環境の中で、より良い労働環境を求めて転職活動をする人が多いのです。

自分の100%納得のいく職場環境で働くというのは難しいですが、自分の我慢できる部分と我慢できない部分をしっかりと見極め、どうしても無理な場合は転職するのも一つの方法です。ただし、同じ介護職といっても施設によって介護に対する考え方や思想が大きく異なります。柔軟な対応力を持って転職活動に臨みましょう。

介護職は離職率が高いこともあり、まずは見学や話を聞くだけでも歓迎という施設もあります。先に話を聞いてから、応募するかしないか決めるのも良いかもしれません。何度も転職するのは大変なので、失敗のない転職活動を進めていく必要があります。

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